ダイヤモンドを購入する際はここに注意!

プレゼントとしてダイヤモンドを購入する場合
ダイヤモンドは宝石の中でも、かなり高価なものです。購入する際は慎重に選びたいものです。
まず、ダイヤモンドを購入する目的を明確にすることが大切でしょう。婚約指輪や結婚10周年の記念に、また両親(特に母親)へのプレゼントなどの場合は、贈る相手の希望を優先します。予算内で買えるものの中で、デザインやカットなどを本人と一緒に見て選ぶのが無難です。
よく事前に購入しておいてサプライズプレゼントとして渡すという場面がありますね。しかし、あれは相手の好みをよほどしっかり把握していないと、せっかくの贈り物があまり喜ばれなかったということになりかねませんので、気をつけましょう。
自分用に購入する場合
自分用にアクセサリーとして身につける目的で購入するケースです。この場合は、ファンシーカラー・ダイヤモンドやファンシーカット・ダイヤモンドなど個性的なデザインを楽しむこともできます。とことん納得するまで、いろんな店を回って探してみましょう。
また、事前にインターネットで宝石店のサイトをまわっておおよその価格帯を調べておくと相場がわかるのでおすすめです。ただし、インターネットで見る宝石は、ダイヤモンドに限らず実物とは色や輝き具合が微妙に異なります。購入するにあたっては、実際に店頭で手に取って、店内の電気の灯りだけでなく、自然光を受けたときなどの輝き具合も確認するといいでしょう。
財産や投資用にダイヤモンドを購入する場合
同じく自分用に購入する場合でも、普段身につけるのではなく財産として残しておきたいとか、所蔵して時々出して眺めたいというケースもあります。こういった場合はデザイン性など流行に左右される要素はあまり重点を置かず、カラットやカット、色(希少性)などを重視するといいでしょう。
最後に投資目的で購入するケースがあります。この場合もデザインは重視せずに、ダイヤモンドそのものの価値を見て判断するようにしましょう。一般的に投資目的の場合は、0.5~0.3カラット、色はホワイトのD~H(ちなみにDが最高です)、透明度はVS2以上がいいとされています。参考にしてみてください。
どんな目的であっても、ダイヤモンドを購入する際は信頼のおける店を選ぶようにしましょう。長い歴史がある宝石専門店なら安心できます。また、宝石鑑定士がいる店で相談するといいでしょう。もちろん、鑑定書もよく見て選ぶようにしましょう。
鑑定書は慣れないうちはどこに何が書いてあるのかわかりにくいものですが、ポイントを覚えればそれほど難しいものではありません。また、ダイヤモンドの見方がわかるようになります。ますますダイヤモンド選びが楽しくなりますよ。
高価な買い物だけに、時間をかけてじっくりと選ぶ過程も楽しむといいですね。