ダイヤモンドは業者間によるオークションでも取引されている
ダイヤモンドのディーラーでは、業者間によるオークションも重要な取引の手段になっています。 日本でも数多くのオークションが開催されています。
リユースの時代到来により
日本ではバブル期のころに大量のダイヤモンドが販売されました。それからしばらくの間は、個人が所有しているダイヤモンドを売却するという意識が、日本人には薄かったのですが、ここ数年でその状況に変化が現れています。
金をはじめとする貴金属類の高騰で貴金属を売却する個人が増加し、それに合わせてダイヤモンドの売却も増えてきたのです。
こうして買い取り業者に渡ったダイヤモンドがオークションで競売にかけられているのです。
オークションでは経済成長国が目立ってます
日本国内で開催されているオークションに参加しているディーラーもやはり国際色豊かです。
特に経済成長の著しい中国やインドの宝石商が目立つようです。中国やインドのダイヤモンドバイヤー達は、日本のオークションで買い付けたダイヤモンドを自国に持ち帰り、流行のデザインにカットし直し、指輪やネックレスに再加工して自国内で販売しているようです。
現在の日本では、減少傾向にあるダイヤモンドの輸入量に対して輸出量が増加しているのですが、このような現象には、オークションによる取引が重要な役割を担っているのです。