ダイヤモンドの情報サイト

相続したダイヤモンドを現金化する場合

ダイヤモンド 相続 形見 現金 査定 注意

ダイヤモンドを相続するというケースは、少なからずあることでしょう。 相続人が自分だけで、なおかつそのダイヤモンドを宝飾品として自分で使用するか、あるいは形見として大事に保管しようとする場合は、あまりややこしい事にはならないと思われます。

しかし、兄弟など相続人が複数いて分配する必要がある場合などもあります。また、ダイヤモンドが高額であるなら現金化したい、というケースもでてくるでしょう。さらに、どのようにするかは未定だが、ともかくそのダイヤモンドの価格を知りたい、などということもあるかも知れません。

ダイヤモンドの価値は査定するまで判らない

金や株式であれば、毎日の価格情報が様々な情報媒体に掲載されるので、相続のようなケースでも、その時点の価格を明快に知ることができます。 しかし、ダイヤモンドの場合はそう簡単にはいきません。ダイヤモンドの品質は一粒一粒に差があり、素人が所有しているダイヤモンドの品質を判定することは難しいのです。そして何よりも、相場や価格情報が一般にはほとんど知られていません。

もし、ダイヤモンドの価格を知る必要があれば、ダイヤモンドの買い取り業者などに依頼して査定をしてもらうという方法があります。最近ではダイヤモンドの買い取りを行う業者は全国に多数ありますので、価値のあるダイヤモンドであれば、現金化することは難しくはありません。

買取業者選びの注意点

ところで、買い取り業者を選ぶ際には注意しなければならない点があります。 そのひとつに、買い取り業者が信頼できるダイヤモンドの鑑定能力を持っているかどうかということが挙げられます。

前述のとおり、ダイヤモンドの品質は一粒一粒異なっているので、金のように単純に重さだけで価格を決めることはできません。さらに一見本物のダイヤモンドのように見えても、それはイミテーションダイヤであったり、模造品であったりするケースも少なくありません。 ダイヤモンドの買い取り業者は、まず真贋の判定をし、国際標準の品質評価基準でダイヤモンドとしての品質を判定します。その上で、判定結果を直近のダイヤモンドの国際相場と照らし合わせることで、現在の価値を算出することができるのです。

つまり、真贋の判定や品質評価をしっかりとできる、鑑定能力の高い買い取り業者を選ばなければならない、ということになります。 余談になりますが、ダイヤモンドでも他の資産でも、相続を受ける場合には「相続時精算課税制度」というものがあり、一定の条件を満たせば、通算2500万円までの非課税枠があります。ダイヤモンドを現金化した分は非課税枠に含めることができます。

<< ひとつ前のページに戻る

NewTopics最新情報

2016年04月18日
3本のスプーンと交換された86カラットのダイヤモンド
オスマントルコの宝物が集められているトルコ・イス...
2016年04月14日
22億円で落札されたブルーダイヤモンド
22億円という破格の値段で落札されて話題になった...
2016年04月11日
歴史に残る人物に所有されてきた「ブリオレット・オブ・インディア」
有名なダイヤモンドには、歴史に残る人物の手を転々...

Populer Posts人気の記事

アフリカ諸国の内戦を深刻化させた「紛争ダイヤモンド」
「紛争ダイヤモンド」と呼ばれる国際問題はご存知で...
「呪われた宝石」の伝説で有名な「ホープダイヤモンド」
「ホープダイヤモンド」と呼ばれるブルーダイヤモン...
ダイヤモンドの価値と業界をコントロールするデビアス社の戦略
ダイヤモンドの価値の高さの理由の1つに、ダイヤモ...