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知っ得情報!タンスに眠るダイヤモンドを買い取ってもらうには

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1965年以降に日本に輸入されたダイヤモンドは、7500万カラット程と推定されています。ちなみに2013年には約235万カラットのダイヤモンドが宝飾用として輸入されています。

それだけ多くの宝飾用ダイヤモンドが日本にはあるのですが、この中にはもうジュエリーとして使用されることがなくなり、タンスの中で眠っているものが多くあると考えられています。

ダイヤモンドの売却はどうすればいいの?

最近ではダイヤモンドの買い取り業者も増え、きちんとした業者を見つけることができれば、タンスに眠るダイヤモンドを現金化することができるようになりました。 しかし、ダイヤモンドの買い取りという業種は簡単に参入できるものではありません。 公設市場があり価格が明確な金の場合は、重量計と地金の純度を計る装置さえあれば、査定して値付けすることは簡単です。売り先さえ確保できれば、買い取り業に参入することはできます。

ところがどっこい、ダイヤモンドは簡単にはいきません

ところがダイヤモンドの場合はそうはいきません。 まず査定して値付けをする段階のハードルが高いのです。金の価格が重量と純度だけ分かれば決められるのに対し、ダイヤモンドは一粒ごとに品質がまちまちです。品質を鑑定するのは相当な専門知識や能力を身に着けなければなりません。 また、ダイヤモンドには金のような公設市場が存在しないため、たとえ品質を判定できたとしても、その価格の判断基準となる相場が一般には知られていません。これでは値段のつけようがありません。

さらに参入を難しくしているのは、買い取ったダイヤモンドを販売する相手を見つけることです。日本の買い取り業者が買い取ったダイヤモンドは、インドや中国のバイヤーに販売されることが多いのですが、こうしたバイヤーを見つけることは簡単ではありません。ダイヤモンドビジネスに精通した人材が必要になるのです。

ダイヤモンドの専門知識を有した買取業者

こうした事情から、ダイヤモンドの買い取りは誰にでもできるというわけではありません。 宝石店やデパートの宝石売り場にダイヤモンドを持ち込んで、買い取りを依頼しても、多くの場合は断られるでしょう。消費者に小売をするビジネスを展開している業種ですから、海外のディーラーにダイヤモンドを販売するノウハウは持ち合わせていません。品質を鑑定する能力も心細い場合がほとんどでしょう。

ダイヤモンドの買い取りを依頼する場合は、海外に販路を持ち、ダイヤモンドの市況をグローバルに分析する能力と、ダイヤモンドの品質評価をできる専門知識を備えた買い取り業者を選ぶことが重要と言えます。

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