エルメスの「ピコタン」驚きの名前の由来とは?

愛らしい名前とデザインのエルメス「ピコタン」

愛らしい名前とデザインのエルメス「ピコタン」の歴史

エルメスのバッグの中でも、特に若い女性からの人気が集中しているバッグ「ピコタン」。独特で愛らしい名前も印象的ですよね。
「ピコタン」とは、元々は馬などの動物のためのエサ入れの名前でした。正確には、それらのエサを入れるために作られていた袋状の収納アイテムですね。形状は現在のトートバッグのようなもので、収納量が多く、負担なく持ち運びやすいように工夫されていました。
この高い収納量と、持ち運びしやすい形状を反映させ、ファッションブランドのエルメスのバッグとして生まれ変わったのが、現在の「ピコタン」ということになります。利便性はそのまま活かしつつ、エルメスのバッグシリーズが誇るデザイン性の高さを反映させたアイテムとなっていったのです。

エルメス・ピコタンの様々な魅力

見た目はすっきりとしたフォルムで、若い女性のような小柄な人でも持ち歩きやすいようになっていますし、ファッションにも合わせやすいです。ひょいと手にとって出かけやすいサイズとなっています。
しかしその一方で、見た目に反した収納力の高さもピコタンの魅力です。見た目からは想像出来ないくらい、たくさんの荷物が収納出来るのです。エルメスで初めてピコタンバッグを手にとった人は、大抵驚いてしまうくらいです。
鮮やかで美しいカラーリングも、ピコタンが人気の理由のひとつ。特にピコタンのメインユーザーである若い女性にとって、バッグはファッションコーディネートの重要なポイント。どんなにたくさん荷物があっても、たくさん収納出来るだけでは意味がないと感じる人も多いです。もちろん、フォルムだけよければ納得が出来るものではないですから、外見と中身の両方にしっかりメリットが存在しつつ、更にファッション的にも高い性能があるものが良いのですよね。
ピコタンは、美しいカラーリングにもエルメスの力が込められています。独特の色彩センスが光るブランドにおいて、ピコタンはその力を一身に受けているバッグであるとも言えるでしょう。
鮮やかなレッドカラーなど、ビビッドで目を引くカラーリングもそろっているので、あなたの好みのピコタンを連れて帰りたくなってしまうことでしょう。

エルメス・ピコタン選びには素材とサイズも関係します

ピコタンも例に漏れず、エルメスのバッグとして素材やサイズを選択することができます。小さなタイプのものでも、高い収納性を誇るピコタンではありますが、自分の理想のものを手にできれば、それに越したことはないですよね。
最も小さいタイプのピコタンは、「ピコタンPM」と呼ばれるバッグです。横幅が35cm、高さは24cm。働く女性のバッグとして人気があります。
最も大きいタイプのピコタンは、「ピコタンGM」と呼ばれるもの。横幅が50cm、高さが34cmであり、肩にかけやすいサイズのバッグに仕上がっています。
ピコタンのバッグは、全体的にどのサイズであっても、普段使いにする人が多い傾向にあります。そのため、高額な牛革よりは、布素材の方がニーズが高くなっています。
エルメスのバッグではお馴染みの「トワルアッシュ」素材などは、その代表例。丈夫な素材なので、外からの刺激にも強いため、毎日身につけたい人にも嬉しい素材となっています。
もちろん、柔らかで光沢のある牛革のピコタンもあります。押し加工から醸し出される高級感は、牛革だからこそ、エルメスならではの品格が溢れています。