エルメスが彩るファブリックの世界

憧れのエルメスファブリックを辿って

エルメス(HERMES)ファブリックの歴史

エルメスのファブリックなどのホームコレクションは2011年4月のミラノサローネ国際家具見本市で発表したことから始まります。 発表後、2011年の秋からは一部のブティックで販売されています。

さらに、5月にはイタリアのテキスタイル・プロデューサー「デダール(Dedar)」と提携し5月より壁紙やカーペット・カーテンなどのファブリックコレクションの制作を手掛けたことが始まりでした。

エルメスファブリックとデダール(Dedar)

デダール(Dedar)とは、イタリアの高級ファブリックメーカーのこと。 語源は「Design D’Arredamento(インテリア・デザイン)」 1976年にニコラ・ファブリツィオ(Nicola Fabrizi)が妻のエルダ(Elda)とともに創立しています。

家具工場のマネージャーとして働いていたニコラ・ファブリツィオがカーテンなどのファブリックが好きな妻と一緒に手掛けたのが始まりとされており、上品な仕上がり、色鮮やかさだけでなく高貴漂う独特の色合いを特徴とし現在でも人気を誇るブランドです。 日本には代理店はありませんが、エルメス傘下であるため、エルメスの直営店で購入することができます。

エルメスのファブリックの素材

カレの登場からテキスタイルの扱いに歴史と上質な仕上がりと手仕事にこだわりを持つエルメスははやり、ファブリックにも妥協を許さない素材の吟味がされています。 エルメスのファブリックに使われている素材には、シルク・クリノラン・キッドモヘア・リネン・ウール・コットンなどがあり、 どれもエルメス(HERMES)がこだわる心地よさが伝わる素材です。

エルメスのファブリックに使われる柄

エルメスを象徴するプリントといえば、“馬”。 高級馬具製造から始まったエルメスはこの馬のガラにもこだわりがあり、クッションやカーテンなどのファブリックに使われています。

馬蹄リングをモチーフにしたデザイン・乗馬・馬柄さらにロゴマークである“H”。 24枚のフラットスクリーンを使ってプリントを施したり、20以上の版を使ったブロック・プリント技法などを駆使しホームコレクションにおいても職人の手仕事の息づきを感じることができます。

エルメスに囲まれたスイートルーム

エルメスファンなら一度は泊まってみたいホテル、パリのル・プラデー(Le Pradey)。 ル・プラデー(Le Pradey)はサン・ロック通りにある全28室のプチ・ホテル。

このホテルの最上階にあるコンディレンシャル・スイート4室だけ部屋ごとのテーマに合わせたエルメスの家具やカーテン、壁紙や小物が使われています。
「L’Explorateur(探検家)」「 L’Ecuyere(女性騎手)」
「 Les Carres (カレ)」「Le Collectionneur(コレクター) 」