エルメスの手袋は寒さを感じない快適なアイテム

寒さを感じない快適なエルメスの手袋

歴史あるエルメスの手袋村について

エルメスの手袋作りの始まりは、なんと1880年代からです。サン・ジュニアンという手袋の街において、エルメスの手袋工房もまた、産声を上げました。
このサン・ジュニアンは、フランス中西部の街です。豊かな自然と、洗練された伝統工芸が有名な地方であり、食事もおいしいことで有名な地方なのです。
そんな地方のとある街中に、手袋工房が集中しています。
エルメスだからこそ使うことが出来る、厳選に厳選を重ねて選び抜かれた素材たちが、熟練の最高技術を持つ職人たちによって加工されていくのです。
手袋はただ寒さを凌げればいいだけではなく、デザイン性やファッションとのバランスも重要ですし、何より革の質感がしっかりと手に馴染んでくれなければ意味がありません。
エルメスの手袋におけるコンセプトのひとつ、手に吸い付くような手袋によって、使い勝手もよく、より防寒性も優れたアイテムとなっているのです。

エルメスの手袋アトリエは苦難がいっぱい

手袋にするための、しなやかで吸い付く上質な革は、とにかく厳選から始まります。もちろん、ただ厳しく選び抜いただけでは、エルメスの誇る最高品質の手袋を生み出すことは到底できません。
手袋特有のしなやかさと柔らかさを出すために、スポンジを使って何度も繰り返し、革を引っ張る作業ステップがあるのです。とても強い力が必要なので、職人はただ手先が器用なだけではいけないのだと思い知るワンシーンですね。しなやかさを出すために、この工程をただひたすら繰り返すのです。
エルメスのように、デザイン性にも優れ、ディティールが深く設定されているアイテムであるほど、手袋制作は困難を極めます。革が適切な薄さになるときまで、何度も濡らしては引っ張り続けるのですから。

エルメスの手袋はデザインも麗しい

エルメスの手袋ですから、当然ですがデザイン性はとても高いものです。スマートでスタイリッシュな一方で、その手袋の形に合ったカラーリングになっていくのもポイントのひとつ。エルメス特有の洗練されたカラーリングは、手袋の分野においても健在なのです。冬の寒さにも負けない、明るく美しいデザインの手袋は、身につけているだけで心が明るく暖かくなってくるようなもの。冬に合わせて発表される手袋たちは、防寒アイテムとしても非常に高い性能を誇っていますが、そもそも同時にファッション性も重視してこそのエルメスであり、暖かく素晴らしいデザインこそが真骨頂。出かけるのが、手袋をするのがつい楽しくなってしまう、そんなアイテムとなっています。