エルメスを愛する世界のセレブリティ

エルメスを愛する世界のセレブリティ

エルメスとセレブリティ

エルメスの歴史には様々なセレブが欠かせません。
例えば、エルメスのバックである、ケリーの名称になった由来には
ハリウッド女優からモナコ王国の王妃となったグレース・ケリーがいます。
もともと、ケリーバックは1935年にエルメスがサックアクロアとして販売していました。
当時、モナコ王妃であったグレース・ケリーが妊娠中の膨らんだお腹を
マスコミの目から隠すためにサックアクロアで隠したというエピソードから生まれた名称です。
また、イギリス出身の女性歌手のジェーン・バーキンもエルメスバックの名称となった人物。
入りきれないほどの荷物が入っているジェーン・バーキンのバックを見た当時のエルメス社長であったジャン=ルイ・デュマ=エルメスが何でも入れられるバックをプレゼントしたことからでした。 さらに、エルメスを愛用しているセレブリティとして有名なのが
イギリスのエリザベス女王。
エリザベス女王がエルメスのカレをまとっているのはよくみられる光景となっています。

エルメスとエリザベス女王

非常に有名な一枚として1972年にエリザベスⅡ世女王陛下がフランスを訪問された時に記念としてエルメスが特別に製作し、献上したカレです。
花の絵柄が印象的なデザインなカレ。
このカレのデザインを手がけたのは現在のウィンドウディスプレイを担当している
レイラ・マンシャリです。
過去において戦争が絶えなかった両国間の友情の証となるように。
との願いが込められており、英国の4つの地方を表す国花が描かれています。
英国のバラ、スコットランドのアザミにアイルランドのクローバーウェールズの韮の花です。
そして、フランス風のブーケが描かれています。
パレードの当日にはフォーブル・サントノーレ通りのエルメス前の横断歩道に特別性のプレートをはめ込み、社員総出でバラを巻いて歓迎したそうです。

さらに、1986年にはエリザベス女王の生誕60周年を記念して発行された
記念切手にもエルメスのカレを着用したエリザベス女王の写真が選ばれています。