エルメスの人気時計・クリッパーはブランド渾身の一作

エルメスのクリッパーはブランド渾身の一作

エルメスのクリッパーの由来と特徴

エルメスを代表する時計のひとつ、「クリッパー」。その独特な名前は、19世紀ごろに存在していた帆船の名前から引用されています。フレーム部分は綺麗な円形になっており、ベゼルと呼ばれています。
エルメスの時計と言えば、ブランドカラーも手伝い、全体的には女性向けのものが多め。あまり大きくなく、スマートでスタイリッシュなタイプのものが多いでしょう。しかしその中で、少し異質な存在がこのクリッパー。全体的にがっちりした印象で、スマートさというよりは、どっしりした存在感を抱かせる時計に仕上がっています。
前述したフレーム部分には、宝石類などの装飾が施されているタイプのものもあり、派手な華やかさもあります。 ベルト部分には、エルメスというブランドの頭文字である「H」がたくさん散りばめられており、ブランドカラーも色濃く感じ取ることが出来るアイテムとなっているのです。
全体的にどっしりした印象で、エルメスの時計の中ではあまり多いタイプのアイテムではありませんが、バランスはとても良いもの。デザインの観点から見てみても、エルメスの他のアイテムと合わせやすく、コーディネートにも活かしやすいアイテムであることもまた、クリッパーの特徴のひとつなのです。

クリッパーには種類があります

一口にクリッパーと言っても、実は何種類かに分類することができます。それぞれ特色や持ち味が違っており、人によって好みが分かれます。エルメスの時計の中でも、クリッパーは特に人気が高いシリーズであるため、しばしばこのタイプ選びで頭を悩ませてしまう人も多くなっているのです。
「レギュラーライン」と呼ばれるクリッパーは、最も長い歴史と、絶大な人気を誇るタイプです。このレギュラーラインは、文字盤のカラーリングのチョイスも魅力のひとつであり、いくつもの種類の中から、更に自分が好きなものを選ぶことが出来るという楽しみがあります。エルメスの中で、更に自分の個性を発揮していきたい人にはおすすめのタイプでしょう。シンプルながら、奥の深い造形もポイントですが、宝石をあしらった絢爛なタイプのものもあります。
「オーバル」と呼ばれる、楕円形のタイプのものもあります。1981年に発売されたこの特徴的なデザインは、特に女性に人気があるタイプで、その愛らしいフォルムがコーディネートに役立つアイテムとしても好まれています。すべてステンレスができているため、その軽さもメリットのひとつとして知られています。
「コンビ」と呼ばれるタイプは、全体的な高級感が特徴です。その秘密は、ひっそりデザインに組み込まれたゴールド。決していやらしい主張はせず、さりげなく豊かなイメージを演出する手助けをしてくれています。男女ともに人気があるタイプで、女性からはピンクカラーやシャンパンカラーのもの、男性からはブラックカラーのものなどが特に好まれる傾向にあります。

クリッパーに用いられる主な時計デザインは?

時計の場合、どんなブランドであっても、デザインにタイプがありますよね。エルメスのクリッパーも同様で、いくつかのタイプから選ぶことができます。時計のデザインタイプは、個人によって好みが異なり、それは使い勝手そのものに影響します。どんなに美しい見た目をしているものでも、使いにくい時計であれば、それだけ魅力は減ってしまうというもの。自分に最も合っているタイプの時計を見つけられるのが理想ですから、選択肢が多いエルメスのクリッパーは、嬉しいタイプと言えるでしょう。
オートマチックタイプは、電池が不要で便利な時計です。ゼンマイ式なので、どうしてもレトロで不便という印象を抱いてしまう人が多いですが、電池の交換という手間を省くことが出来る魅力があります。
クロノメカニックは、ストップウォッチのような機能がついているタイプです。エルメスのクロノメカニックは、内部の歯車を確認出来る構造になっているため、それらを楽しみたい人に嬉しいデザインとなっています。
ダイバーは潜水にも使える、防水や防圧性能の高いタイプです。名前の通り、ダイビングをする人や、水辺によく人にも嬉しいタイプの時計ですね。エルメスが送り出す、頑丈で耐久性の高いタイプです。
もちろん、ひとつのタイプに絞るのではなく、ライフスタイルに合わせて、適宜使い分ける方法もありますよ。