エルメスのタンデムは、愛される個性的な時計

個性的なエルメスのタンデムは、幅広いファンから愛される時計

エルメスのタンデムは美しいデザインがポイント

エルメスの腕時計である「タンデム」は、やはり極めて高いデザイン性が特徴のひとつとなっています。エルメスという最高ランクのブランド名、その頭文字の「H」を惜しげなく時計全体に散らばらせることで、強い魅力を放っているアイテムになっています。
時計の枠部分に模様を押したもの、「H」のカラーを変更したものがあしらわれているタイプもありますが、全体的にはエルメスの「Hウォッチ」に通じるものがありますね。こちらも同様に、エルメスの「H」を強調し、ブランドの魅力をぎゅっと凝縮したタイプの時計ですから、特にブランドのファンからは、根強い人気を誇っています。
タンデムの場合は、前述したような細かい違いがあちこちにあり、それは持つ人のタイプによって適切なものが変わるので、チョイス段階は慎重にするのが良いでしょう。

タンデムとエルメスの歴史について

タンデムが生まれたのは、2000年。発売は更にその翌年の2001年です。エルメスの始まり、そしてその後のエルメスの時計の始まりから考えてみると、かなり若いタイプのシリーズということになりますね。
この若い時計コレクションが発表されたとき、多くの人々が驚きました。スタイリッシュなデザインと、エルメス以外には真似できない時計設計が、あらゆる人の心を掴んで話さなかったのです。新たなコレクションへの期待、今まで生まれたアイテムへの信頼、そして何よりブランドのパワーにおける支持が重なり、タンデムは大きく話題になったのでした。/p>

タンデムにはエルメスならではのメリットがいっぱい

タンデムの時計は、二種類のベルトがあります。ひとつはレザーベルト、もうひとつはステンレスベルトです。どちらもエルメスの時計では定番の素材であり、それぞれメリットがたくさんありますから、選ぶのに迷ってしまう人も多いでしょう。
前者のレザーベルトの場合であれば、文字の箔押しなどの魅力があります。エルメスという革細工のプロフェッショナルブランドが作っている時計ですから、その技術し品質を楽しみたい人には、レザーベルトは嬉しいものですよね。フォーマルなシーンでも、カジュアルなシーンでも対応出来るタイプの時計は、ひとつは持っておきたいところかもしれません。
一方、後者のステンレスベルトの場合、時計の枠のように、「H」の文字が浮き出るように細工されています。その美しさと気品漂う雰囲気は、レザーにはない光の印象も持ち合わせていますから、これもまた魅力的です。
もちろん、タンデムの魅力は、決してベルト部分だけではありません。問題の時計本体部分も、エルメスならではの高いデザイン力によって、素晴らしい品物に仕上げられています。
タンデムは、文字盤部分にはなんと数字がないという、奇抜なデザインの時計です。直線で12時、3時、6時、9時を表現しているだけですが、そのシンプルな設計は、時間確認にもわずらわしさを感じたくないという人の希望を、実にしっかり叶えてくれるアイテムに仕上がっているのです。秒針もついておらず、エレガントに腕時計を使いこなしたい人に選ばれるタイプでしょう。ファッションのコーディネートにおいても、そのシンプルなデザインが大いに役立ってくれるのです。

タンデムの時計は種類が豊富

「スモールセコンド」は、タンデムの中でも珍しく、秒針用のダイヤルがついているタイプになります。前述した通り、タンデムは基本的に文字盤に長針と短針しかなく、秒針がありません。そのため、中にはマイナスを感じてしまう人もいるのです。そんな人にとって、スモールセコンドはありがたいタイプ。まさに名前の通り、小さいながらにしっかりと秒数を確認することができるので、機能性とデザイン性の両方をクリアできるということになりますね。
また、デザイン性の高さに加えて、一段上の高級感を出したい人には「ダイヤベゼル」がおすすめです。時計の枠の「H」部分に、なんとダイヤモンドが使用されているタイプです。控えめながら、しっかりと主張のあるダイヤモンドは、やはりエルメスが手がける一級品。その深い輝きが、あなたの腕時計を更に魅力的に変えてくれます。女性のファンが圧倒的に多く、発売もいまのところはレディースのみとなっているのが、男性には残念ですね。