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クンツァイト/Kunzite

クンツァイト/Kunzite

「クンツァイト/Kunzite」は、「リシア輝石/スポジューメン」と呼ばれる鉱石の一種で、リシア輝石の中でも、ピンク色から紫色を有するものの宝石名として名付けられました
(他の色を有するリシア輝石には、緑色の「ヒデナイト」、黄色系の「トリフェーン」があります)。

多色性が特徴で、シャトヤンシーの見られるものもあります。この石の、名称の由来や価値、その特徴やパワーストーンとしての意味などを、詳しくご紹介します。


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クンツァイト宝石の属性

名前 クンツァイト
英語名 Kunzite
和名 リシア輝石、黝輝石(ゆうきせき)
ピンク、紫
グループ(種・変種) リシア輝石/スポジューメントリフェーンヒデナイト
硬さ(モース硬度) 6.5-7
光沢 ガラス光沢
化学成分 LiAlSi2O6
結晶系 単斜晶系

クンツァイト宝石言葉・意味

宝石言葉
寛大・優しさ・自然の恵み
意味
自然の恵みに感謝する心。愛に満ちた優しさ。

クンツァイト産出国・産地

  • アメリカ:サウスダコタ/South Dakota、ノースカロライナ/North Carolina、カリフォルニア/California
  • カナダ:ケベック/Quebec
  • ブラジル:全域
  • マダガスカル:全域
  • アフガニスタン:全域
  • メキシコ:全域
  • ロシア:全域
  • パキスタン:全域
  • スウェーデン:全域
  • オーストラリア:全域
  • ナイジェリア:全域

クンツァイト特徴・特性

クンツァイトは、パイロクシーン(輝石)グループに属する「リシア輝石/スポジューメン」の一種で、火成岩(かせいがん)(※1)の一種であるペグマタイト(Pegmatite)から採石される、リチウム(Lithium)とアルミニウム(Aluminium)を主成分としたケイ酸塩鉱物です。

リシア輝石は、この主成分のひとつであるアルミニウムが、何に置換(他の原子などに置き換わること)されるかで、さまざまな色合いを見せるのですが、その色合いに応じて3つの宝石名が付けられています。

その中でも、マンガンイオンに置換することで、紫色やピンク色の発色をするものをクンツァイトと呼びます。

そのほか、クロムイオンと置換することで、緑色の発色をするものを「ヒデナイト/Hiddenite」、現在、発色要因は不明で、カラーセンターが関与することのみが解明されている、主に黄色系の色味を発色するリシア輝石を「トリフェーン(トリフェイン、トライフェーン)/Triphane」と呼んでいます。

クンツァイトのさまざまな特徴

クンツァイトは、結晶としては伸長方向に並行し、条線(※2)が見られるという特徴があります。

また、太陽光などの紫外線にさらしたあとに、暗い場所に移動させることで光を放つ“燐光(りんこう)”(※3)現象が見られる石でもあります。しかし、実際の宝石でこれを見ることは、退色や変色の原因になります。価値を下げることになりますのでご注意ください。

そのほかには、多色性(※4)も挙げられます。この多色性は、宝石の美しさを左右する重要な要素のひとつであるため、宝石質(※5)のものを加工する場合には、多色性が最もきれいに現れるように配慮して、ファセットカット(※6)などを施すのが一般的です。

基本的には、結晶体の軸に対して垂直にカットすることで、色を美しく見せることができるのです。

しかし、リシア輝石は、硬度は宝石として十分な硬さを有しているにも関わらず、“へき開(※7)が二方向に完全”という性質もあるため、衝撃には弱い側面を持っています。

そのため、カットの作業中に石が欠けるというアクシデントが起こる可能性の高い、“カット職人泣かせの宝石”としても、有名な石となっています。

名称の由来

クンツァイトは、1902年にアメリカのカリフォルニア州で発見されました。この宝石を最初に鑑別し、シリア輝石の特徴的な変種であることを突き止めたのが、鉱物学者でティファニーの主席査定士でもある、ジョージ フレデリック クンツ(George Frederick Kunz)です。

この功績をたたえ、発見翌年の1903年に、当時ノースカロライナ大学の化学教授であったチャールズ バスカヴィル(Charles Baskerville)が、クンツの名前を由来として“クンツァイト”と命名しました。

別名“カリフォルニア アイリス”と呼ばれることもありますが、これは、アイリス(和名・アヤメ)の花の色合いに似ていることから、発見地を冠して呼ばれるようになった名称です。

【お手入れの方法

クンツァイトは、割れやすい性質を持っているため、衝撃が加わる行為には注意が必要です。ふだんは柔らかい布で、やさしく汚れや皮脂を拭うお手入れをおすすめします。

汚れのひどい場合にも、流水や超音波洗浄などは避けてください。どうしても水での洗浄が必要な場合は、ボールなどにためた水の中で、やさしく擦る程度にとどめ、すぐに乾いた布で水分を完全に拭き取ってください。つけおき洗いもおすすめできません。

また、紫外線や光にさらされることで、変色や退色が顕著な石としても知られています。ディスプレーなどで長期に渡って光にさらすことは避け、保管する場所も、光の届かない冷暗所をおすすめします。

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クンツァイト価値

クンツァイトは、キャンドルの灯りなどの白熱光の下で、落ち着いた大人の魅力を引き出すライラック、情熱的輝きのフューシャピンク(フクシャピンク、フクシアピンク)(※8)、清楚で可憐なペールピンクやパステルピンクなどの色合いが、最大限に引き出される宝石です。

「夕べの宝石」ともいわれているように、夜会に映えるジュエリーとして人気です。

なお、ファセットカットされたものをリングにする場合は、光を多方向から取り入れることができる、プロング セッティング(※9)やテンション セッティング(※10)などにすることで、より魅力を引き出すことが可能な宝石でもあります。

クンツァイトとヒデナイト

クンツァイトはピンク色が優雅な印象を与える美しい宝石ですが、リシア輝石の3つの宝石の中では一番産出量の多い石でもあるため、放射線放射により緑色に変えて販売されることがあります。

この場合、より価値の高い希少石である、ヒデナイトとして流通することが多いのですが、放射線放射を行っても、ピンクの発色要因であるマンガンイオンが、クロムイオンに置き換わることはありません。

リシア輝石が緑色になる要因としては、鉄分が関わる場合などもありますが、“ヒデナイトはクロムイオンが発色要因である”とする説が主流なため、他の要因で緑色を発色しているリシア輝石は、ヒデナイトと認められない場合もあります。

価格的価値を優先する場合には、発色要因を確かめてから購入されることを、おすすめします。

アメリカに郵便でクンツァイトを送ってはいけない理由

現在、アメリカ国内に入る郵便物には、すべてにおいて放射線照射が行われています。具体的には、郵便局に集められた郵便物を、直線加速器(※11)を使用して、放射線の一種である電子線照射をするというものです。

その放射線の単位が、5.6メガラドという高エネルギーだったため、宝石の研究機関であるGIA(※12)は懸念を持ちました。郵送される宝石の色が変化してしまう可能性があったからです。

そして、その懸念は実際のものとなりました。郵送実験をした結果、ピンク色のクンツァイトは、もののみごとに緑色になってしまったのです。

この措置が郵便局で取られるようになった背景には、2001年のアメリカ同時多発テロに並行して起こった炭疽菌事件があります。メディアや政府機関などに、郵便物として炭疽菌がばらまかれたのです。

その対策として、テロを未然に防ぐ目的で、細菌を死滅させるための照射が行われるようになりました。

放射線を照射することで色が変化する宝石には、さまざまなものがあります。それらをアメリカに送る場合には、配送手段にも注意する必要があるのです。

クンツァイト パワーストーンとして

慈愛と献身、寛容、無条件の愛、精神のバランス、血管の強化

嫉妬心や、憎しみの心を抑えられないときに身に着けますと、マイナスの気持ちが開放され、平穏な心を取り戻すことができるといわれています。また、周囲にその効果を波及させる石としても知られており、平穏で幸福感に満ちあふれた空気を、周囲にも波及させるパワーストーンとして人気があります。

血管を強化し、心臓や動脈などの負担を軽減する効果もあるといわれています。

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