ロレックス時計の修理・部品の交換にかかる費用

2016年5月31日

ロレックス オイスターパーペチュアル

ロレックス時計の修理や部品の交換にどの程度の費用がかかるのかご存知でしょうか?故障箇所によって費用はさまざまですが、おおむね高額になることが多いのが実情です。
今回は基本的な修理費用や部品価格について紹介いたしますので、お持ちのロレックスの時計を修理に出そうと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ロレックスの修理・部品交換時の価格

日本ロレックスにおいて、修理や部品交換に際する費用を以下にまとめました。モデルによって費用は異なりますが、基本的には以下のような料金表となります。なお、それぞれの料金に加え、技術料として工賃が加算されます。

オーバーホール ¥40,000~
ケース新品仕上げ
(要オーバーホール)
¥15,000~
(オーバーホール代に含まれる)
ブレスレット新品仕上げ
(要オーバーホール)
¥12,000~
(オーバーホール代に含まれる)
リュウズ交換 ¥7,000~
チューブ交換 ¥2,500~
風防ガラス交換 ¥15,000~
風防ガラス研磨 ¥3,000~
ケース交換 ¥100,000~
ゼンマイ交換 ¥4,000~
ローター芯交換 ¥6,000~
歯車交換 ¥5,000~
プッシャー交換 ¥18,000~
バネ棒交換 ¥1,000~
クラスプ用バネ棒交換 ¥1,000~
パッキン交換 ¥2,000~
ベゼル交換 メーカー対応

時計屋に依頼する場合でも、純正部品であれば、ほぼ同額の交換費用がかかりますが、社外品であれば半額以下に抑えることができます。

多くの場合、オーバーホールと共に修理・交換を行う

上の料金表にある費用に加え、工賃が上乗せされます。工賃は安くても5,000円以上かかってしまい、ゼンマイや歯車を交換する際には一度分解しなければいけないため、多くの場合にはオーバーホールを行う必要があります。
時計屋に依頼する場合はオーバーホールを必須としないこともありますが、分解は不可欠ですので、工賃は高く設定されています。また、新品仕上げにはオーバーホールが必須となりますので、「修理・交換=オーバーホール」となることが多いのが実情です。

見積もりが出るまで分からない

ひとえに部品といってもモデルごとに異なり、さらにアンティーク時計の場合は在庫の有無によって使用する部品が変ってくるため、1つの部品であってもその種類は豊富に存在し、部品ごとに価格が異なります。また、修理や交換する部品によって工賃も変動し、新たな不調が見つかれば、さらに修理・交換を必要とするため、結局のところ見積もりがでるまで最終的な価格は分かりません。
多くの場合、予想以上の価格になりますが、修理や部品の交換というのは長く愛用していくために不可欠ですので、修理を依頼する際には悪いところを全て直してもらうようにしましょう。

以上、ロレックス時計の修理費用に関してご説明しましたが、修理費用は高額になることが多々ありますので、修理する必要がないよう、お持ちの時計を大切に使っていってくださいね。