ロレックスの看板商品「エクスプローラー」I・IIの歴史

2015年12月25日

エクスプローラーI・II イメージ

モデル名「エクスプローラー」の名前のとおり、探検家用として1953年に発売。
クロノメーターの認可を受けたムーブメントとプロフェッショナルな機能性で、探検家はもちろん一般人にとっても非常に魅力的な時計として有名に。
I・IIの概要と歴史について当ページで紹介していきます。

ロレックス「エクスプローラー」とは?

現在、ロレックスの主力商品となっているエクスプローラーは探検家用として1953年に発売されました。
極度の状況化でも難なく使用できるように、気圧防水、温度変化、視認性など様々な点を考慮して開発されました。

1972年にはエクスプローラーの上位版が発売され、これを区別するために前期のモデルをエクスプローラーI、1972年発売の後期モデルをエクスプローラーIIと正式に呼ぶようになりました。

クロノメーターの認可を受けたムーブメントとプロフェッショナルな機能性は探検家にとっての必須アイテムとなり、私たち一般人にとっても非常に魅力的な時計となっているのです。

エクスプローラーIの歴史

1953年に発売されたエクスプローラーIは数々の改良を経て新たなモデルが次々と誕生してきました。

初期のモデルの性能は十二分であったものの、2代目となるRef.6610はムーブメントがCal.1030に変更され格段に巻上げ効率が向上しました。

1960年代にはミラーダイヤルが採用されたモデルが発売され、さらに1970代にはハック機能が搭載されたムーブメントCal.1570に変更され時刻合わせが秒単位と非常に簡単になりました。
1990年代にはインデックスの変更とともに風防サファイアクリスタルが搭載されたとより、より耐久性に磨きがかかり、さらに2000年代に入るとメンテナンス性を考慮したムーブメントCal.3130に変更されました。

エクスプローラーIIの歴史

エクスプローラーIの上位版として1972年に発売されたエクスプローラーIIも現在まで様々な改良が施されています。

初代モデルは24時間針とデイト機能など、エクスプローラーIのデザインを基にして様々な機能が追加されましたが、1988年にはデザインも一新され、さらに2カ国の時刻を知ることが出来るGMT機能が追加されました。

1990年代に入ると、黒と白の文字盤が登場し、メンテナンス性を考慮したCal.3185ムーブメントに変更されました。
1972年発売当初はあまり人気がなかったものの、1988年に発売された2代目からはプロフェッショナルはもちろんのこと一般向けとしてデザインの変更やGMT機能が追加されたことで爆発的な人気を呼ぶようになったのです。