アンティークテイストたっぷり!ロレックスの「ギザベゼル」

2016年2月19日

ギザベゼルイメージ

色々な種類があるベゼルですが、初期モデルの多くはギザベゼル、別名「フルーテッドベゼル」が採用されていました。
アンティークロレックスに採用されている美しい外観のギザベゼルには、長い歴史があるのです。

アンティークテイスト満載のギザベゼル

1910年代~20年代に主に採用されていたギザベゼル。別名「フルーテッドベゼル」という呼び名もあり、主にクッションケースやオクタゴンケースに採用されていました。
ギザベゼルは、細かい切り込みが特徴的で、当時はベゼルだけでなくリュウズにも採用されていました。
現行のベゼルにはない非常に独特なフォルムから、アンティーク時計として絶大な人気を誇り、アンティークロレックスと言えばギザベゼルと言われるほどです。
それゆえ、ロレックスのアンティーク時計が欲しいという方は特にオススメです。

現存しているものが非常に少ない

ただ、残念なことにギザベゼルが採用されているロレックスの腕時計は、ほぼ現存していません。
今から約100年前に作られたものであるため、劣化や故障により、綺麗な状態で残っているものはほとんどないと言えるでしょう。現存するものがあるとしても、コンディションが悪く使用不可のものばかり。
ただし、1910年代~20年代だけ採用されていたのではなく、プリンスやデイトジャストなどにも採用されているため、ギザベゼルだけで探すなら現在でも比較的簡単に手に入れることが出来ます。
また、初期モデルと多少デザインが違えど、現行でも採用されているモデルがあるため、初期の雰囲気が味わえるのではないでしょうか。