ロレックスの言わずと知れた看板商品「エクスプローラー」。
Iは1953に発売され、IIはその約20年後に発売されました。上位版となるIIが発売され、区別化のためIとIIと呼ばれるようになりましたが、ふたつに決定的な違いはあるのでしょうか。
エクスプローラーIとIIの違いとは?
エクスプローラ―Iは1953年に発売されたモデルで、その上位版となるエクスプローラーIIは1972年に発売されました。
IIは後に発売されたため、区別するためにIとIIというように呼ばれるようになりましたが、正式名称はどちらも「エクスプローラー」なのです。
では、この2つの間に発売日以外でどのような違いがあるのか、その決定的な違いとなるのは機能性と実用性です。
機能性と実用性の相違
エクスプローラーI・IIとも基本的な性能は同じであるものの、Iには夜光塗料が施された3時・6時・9時のインデックスが採用され、視認性を重視して作られたモデルです。
それに対しIIは洞窟などでも時間の感覚を失わない24時間表示ベゼルに24時間針を搭載したプロフェッショナルモデル。
エクスプローラーIIがIの上位版と言われる所以がここにあります。
また、エクスプローラーIは視認性を重視しているという点で、日常的にも使いやすいのが特徴。
エクスプローラーIIはIよりも様々な環境下で使用するということを想定して作られたモデルであるため、日常的には少し多機能すぎて使いづらいという部分があります。
ビジネスにはエクスプローラーIIがオススメです
実用性においてはエクスプローラーIの方が視認性が高く使いやすいですが、ビジネスにおいてはエクスプローラーIIの方がオススメと言えます。
2代目から2ヵ国の時刻が一瞬で分かるGMT機能が搭載されたことにより、よりビジネス向けの時計へと生まれかわったからです。
この機能はエクスプローラーIIのみの機能であることから、2代目限定ではあるものの、大まかにIとIIの相違点と言って差し支えないでしょう。