ロレックスの時計に装備されている「GMT針」がコンパスに?

2016年8月2日

ロレックス GMTマスターⅡ

ロレックスのGMTマスターに標準装備されている「GMT針」。
2~3か国の現地時刻を表示するために開発されたものですが、予想外の働きをするのです。簡単にできるので、道に迷ったときには是非活用してください!

GMT針は時刻を表すだけじゃない!

ロレックスのGMTマスターに標準装備されているGMT針。これは2~3か国の現地時刻を表示するために開発されたものですが、実は方位を特定するためのコンパスとしても活用できます。
時計を水平に置き、太陽の方向に短針を向けるとGMT針が北を指します。簡単に方位が分かることから道に迷ってしまった場合に非常に役に立ちます。
しかしながら、太陽が出ていなければGMT針を用いた方位特定が出来ませんが、携帯の方位機能や方位磁石などが無くても簡単に方角が分かるため、辺りに目印がないという場合や瞬時に方角を知りたいという場合は試してみてください。

GMT針以外にも、方位特定法があるのです

上記でGMT針を用いた方位特定法を紹介しましたが、実はGMT針が装備されていない時計でも方位を知ることが出来ます。

方法としては、まず時計を水平に置き、短針を太陽に向けると、その短針と12時の間が真南になります。たとえば現時刻が10時である場合、10時に位置する短針と12時との間、つまり11時が南となります。

GMT針を用いた方位特定法よりも少しややこしい面はありますが、GMT針が装備されていない時計をお持ちの場合には、この方法を利用して方位を特定してみてください。
この方法も太陽が出ていなければ方位を特定することが出来ません。

いかがでしたか?今回は該当モデル以外にも知ると少し面白くなる雑学をご紹介しました。
ちょっとした小話にも使えますので、是非ご活用ください。