ロレックスの「ペットネーム」とは?~モデルの愛称を詳しく解説~

2015年12月15日

ロレックス デイトナ

ロレックスには様々なモデルが存在しますが、そのモデルに愛称がつけられたものがあり
その愛称のことを「ペットネーム」と呼びます。

有名な「デイトナ」や「エクスプローラー」などがこれにあたり、基本的には文字盤に記載されていますが、記載されていないものもあります。

ペットネームを持った最古のモデルは何でしょう?
有名モデルの歴史や機能など、詳しく解説していきます。

ペットネームがついた代表モデル

デイトナ
レーサー用として1963年に発売されたデイトナ。
デイトナはロレックスの中でも非常に人気のあるモデルで、1960年代~70年代に発売されたアンティーク時計はロレックス好きにとってはたまらない一品。
多くは文字盤に「DAYTONA」の文字が刻まれています
エクスプローラー
デイトナと同等に非常に人気のあるエクスプローラーは、探検家用として1953年に発売されてから絶大な人気を博し、進化版としてエクスプローラーⅡを1972年発表。
文字盤には「EXPLORER」の文字が刻まれています
GMTマスター
パイロット用として発売されたGMTマスター。その多機能性により、現在でも根強い人気を誇っています。
「GMT-MASTER」の文字が刻まれているものがこれにあたります
サブマリーナ
1953年にダイバーズ用として発売されたサブマリーナは、現行モデルでは300M防水性能を持つなどマリンスポーツを愛する人達のマストアイテム。
「SUBMARINER」の文字が刻まれているモデルがこれにあたります

その他の様々なペットネーム

上記の代表モデルの他にも、様々なモデルにペットネームがついていますので少し紹介していきます。

シードゥエラー
サブマリーナの上位版として発売
ヨットマスター
ヨットレースに特化した機能
ミルガウス
耐磁性能と稲妻形の秒針が特徴的
デイデイト
ドレスウォッチとして絶大な人気を誇る

その中でも「エアキング」は、ペットネームを持った最古のモデルであり、この他にも幅広く存在します。

ペットネームの謎

上記で紹介したように、いわゆる《 モデル=ペットネーム 》という定義が成り立つのですが、
実はそうではないという意見もあります。

たとえば、デイトジャストの派生モデルである「サンダーバード」はロレックスにおける正式名称ではなく、アメリカ空軍のアクロバットチームである「サンダーバーズ」の隊長の引退を記念して作られたモデルであるため、サンダーバードと呼ばれるようになりました。

そのため、一般的に「ロレックスが公式に公表していないモデルには、ペットネームがついていない」、そう考えておいた方がよいでしょう。