ロレックスには様々なモデルが存在しますが、そのモデルに愛称がつけられたものがあり
その愛称のことを「ペットネーム」と呼びます。
有名な「デイトナ」や「エクスプローラー」などがこれにあたり、基本的には文字盤に記載されていますが、記載されていないものもあります。
ペットネームを持った最古のモデルは何でしょう?
有名モデルの歴史や機能など、詳しく解説していきます。
ペットネームがついた代表モデル
- デイトナ
- レーサー用として1963年に発売されたデイトナ。
デイトナはロレックスの中でも非常に人気のあるモデルで、1960年代~70年代に発売されたアンティーク時計はロレックス好きにとってはたまらない一品。
多くは文字盤に「DAYTONA」の文字が刻まれています。 - エクスプローラー
- デイトナと同等に非常に人気のあるエクスプローラーは、探検家用として1953年に発売されてから絶大な人気を博し、進化版としてエクスプローラーⅡを1972年発表。
文字盤には「EXPLORER」の文字が刻まれています。 - GMTマスター
- パイロット用として発売されたGMTマスター。その多機能性により、現在でも根強い人気を誇っています。
「GMT-MASTER」の文字が刻まれているものがこれにあたります。 - サブマリーナ
- 1953年にダイバーズ用として発売されたサブマリーナは、現行モデルでは300M防水性能を持つなどマリンスポーツを愛する人達のマストアイテム。
「SUBMARINER」の文字が刻まれているモデルがこれにあたります。
その他の様々なペットネーム
上記の代表モデルの他にも、様々なモデルにペットネームがついていますので少し紹介していきます。
- シードゥエラー
- サブマリーナの上位版として発売
- ヨットマスター
- ヨットレースに特化した機能
- ミルガウス
- 耐磁性能と稲妻形の秒針が特徴的
- デイデイト
- ドレスウォッチとして絶大な人気を誇る
その中でも「エアキング」は、ペットネームを持った最古のモデルであり、この他にも幅広く存在します。
ペットネームの謎
上記で紹介したように、いわゆる《 モデル=ペットネーム 》という定義が成り立つのですが、
実はそうではないという意見もあります。
たとえば、デイトジャストの派生モデルである「サンダーバード」はロレックスにおける正式名称ではなく、アメリカ空軍のアクロバットチームである「サンダーバーズ」の隊長の引退を記念して作られたモデルであるため、サンダーバードと呼ばれるようになりました。
そのため、一般的に「ロレックスが公式に公表していないモデルには、ペットネームがついていない」、そう考えておいた方がよいでしょう。