チュードルにはこれまでにさまざまなモデルが登場しています。各モデルの性能や特徴を、ロレックスとの違いと合わせてご紹介いたします。
チュードルの様々なモデル
ディフュージョンブランドだけあって、機能やネーミングなどロレックスと同じ、もしくはそっくりなものが多く存在します。しかしながら、チュードルの新たな一歩と言える独自性を持つモデルも多々あります。ここでは、数あるチュードルのモデルを紹介するとともに、ロレックスの各モデルに対応しているものも合わせて紹介します。
クロノタイム
初期の頃は「カマボコ」と呼ばれ親しまれていたクロノタイムはロレックスのデイトナに相当する機能やデザインを持っています。どちらもインダイアルは6、9、12時。相違点は、クロノタイムがデイト表示付き、タキメーターの目盛が500まであること。それに対しロレックスのデイトナはデイト表示がなく、タキメーターの目盛が400までとなっています
クロノチック
クロノモデルの進化版として誕生したクロノチックは、ロレックスのいかなるモデルにも属しません。クロノタイムから変更された主な点は防水性能。クロノチックは200Mもの防水性能を持っています。
サブマリーナ
チュードルのサブマリーナはロレックスのそれに相当します。相違点はチュードルが200M防水に対し、ロレックスは300M防水。しかしながらチュードルのサブマリーナは現在生産終了となっているため、防水性能の違いは改良の過程によるものです。また、デザイン面においても違いがあり、チュードルのサブマリーナはイカ針を採用し、ロレックスにはない魅力があります。
ハイドロノート
サブマリーナの進化型として発売されたハイドロノートは、ロレックスのシードゥエラーに相当。200M防水などサブマリーナとほぼ同じ性能ですが、デザイン面においては多少変更が加わっています。
プリンスデイト
チュードルのスタンダードモデルとして根強い人気を誇るプリンスデイトは独自性を重視して作られています。ロレックスのデイト(デイトジャスト)に相当しますが、多くの点で変更されているため、一概に派生品とは言えません。レザーベルトや5連ブレスレットなど独特なライナップが幅広く取り揃えられています。
プリンスデイトデイ
ロレックスのデイデイトの要素を取り入れて作られたプリンスデイトデイ。12時の位置に曜日表示が搭載され、オイスターケースが採用されています。
レンジャー
チュードルの中でも絶大な人気を誇るレンジャーはエクスプローラIに相当。アラビックインデックスや矢印の針など、独自性を持ちながら、エクスプローラに匹敵する堅牢性も同時に持っています。レンジャーにはIとIIが存在しますが、現在では生産終了となっています。
グラマー・モナーク
チュードルのドレスタイプとして発売されたグラマーコレクションは、1970年代以前に使用されていたロゴ「デカバラ」をアレンジし、エレガントな雰囲気を醸しだす、非常に美しいコレクションとなっています。
グランツアー
ポルシェとのコラボにより作られた新しいコレクションであるグランツアーは、車の計器を模したインダイアルや、チェッカーフラッグを模したダイアル外周など、モータースポーツを意識したデザインが特徴です。ロレックスにはないチュードル独自のモデルとして人気を集めています。
アイコノート・アエロノート
チュードルの新しいコレクションとして発売されたアイコノート・アエロノートは、クロノグラフ搭載のほか、2タイムゾーン、ネジ込み式リュウズ、カレンダー機能、GMT機能など、多機能性を持っており、チュードルの新たな一歩となる新世代コレクションです。