ロレックスの中古品を購入する前に気をつけておくべきこととは?

2016年3月8日

販売店イメージ

ロレックスの時計を中古で購入する前に、いくつか気をつけておかなければいけないことがあります。
中古品の購入は非常に“シビア”で、場合によっては失敗してしまうこともあるため、以下に挙げる購入前に注意すべき4つの項目をしっかり読んで、リスクを最小限に抑えましょう。

信頼できる店舗で購入すること

中古ロレックスを購入する際、最も気をつけておくべきことが“お店選び”です。
まず、ネットオークションで購入するのは論外だと考えておきましょう。実店舗のある会社がオークションで販売している場合はまだ良いのですが、個人で販売している時計を購入するのはリスクがあり、偽物を引いてしまう危険性が高いと言えます。それゆえ、最低限、店頭で購入するようにしましょう。

なお、

  • 豊富な販売実績を有している
  • 店主または店員がロレックスに精通している
  • 保証がしっかりしている

この3つ条件が揃っていれば、信頼のおけるお店だと言えます。

反対に、「コンディションについて詳しく説明しない」「強引に買わせようとする」など、少しでも不安を感じたらそのお店で買うのはやめ、信頼できるお店で買うようにしましょう。

コンディションの良悪を理解すること

中古品は前オーナーがどのように使用してきたかで、同モデルでも大きくコンディションが異なります。
特に内部に関しては直接みることができないため、外観は綺麗でも1か月したら壊れた、なんてこともあり得ます。中古品は運に左右されることも多いため、まずは中古であることをしっかり理解しておいてください。そして、購入後に修理する、またはメンテナンスするという心構えを持って購入に踏み切りましょう。
なお、店舗によっては内部の機械部分を見せてくれるところもありますので、劣化具合が分かる方は、一度尋ねてみましょう。

オーバーホール済みか確認すること

オーバーホールが既になされているかも非常に重要です。
オーバーホールは研磨・洗浄・調整などにより内外ともに新品同様の状態に戻すメンテナンスのことで、時計を長期的に使用していくために不可欠な作業です。
比較的年式の新しいモデルならまだしも、数十年前のアンティークモデルの場合は、外部に多くの傷がついていたり内部機械が著しく劣化している場合が多々あるため、オーバーホール済みかどうか、いつ行われたのかを必ず聞くようにしましょう。また、修理を行っている店舗の場合は、正規ルートで仕入れた純正パーツを使用しているかも確認しておいてください。

同モデルの価格を比較すること

ロレックスは世界的に有名であるため、おおまかな買取相場は決まっています。同じコンディションの時計でも販売店舗によっては大きく価格差がひらくことがあります。
中古販売店というのは、いわゆる“仲介業者”であるため、販売額と買取額の差額分を利益としています。販売額を高くすることにより利益を上げることができ、この差額分は店舗によって異なります。それゆえ、店舗ごとに価格差が生まれるのです。コンディション次第で価格は変動しますが、“利益”という観点から価格差が開くということも覚えておいてください。
ただし、コンディションのことを考えると、高い方を選ぶのが得策ですので、利益については頭の隅に置いておく程度に考えておきましょう。