エルメスの食器に溢れる魅力的な世界観を探る

エルメスのエスプリを表現する食器の歴史とデザインヒストリー

エルメスの食器の始まり

エルメスが食器の始まりは1984年、ジャン=ルイ・デュマ氏が社長であった時代。
「食は文化」日々の暮らしを豊かにしてくれるのが食事であるという食の国フランスにふさわしい食卓芸術の思想から始まりました。

エルメスの食器のデザインストーリー

エルメスの食器に描かれているデザインにはすべて物語があります。 カレの彩り鮮やかで繊細なデザインは食器の世界でも表現されていました。

・ピヴォワンヌ:エルメスが最初に発表したシリーズ。
ピンクの大輪の芍薬(シャクヤク)とグリーンのグラデーションによる清楚なデザイン。
・シュヴァルドリアン:かつて栄華した東洋を語ったデザイン。
馬を描いたシリーズ。
・ブルーダイユール:東洋から様々な国を旅してヨーロッパに紹介された青の世界感を表現。
青と白の、異国情緒あふれる幾何学模様が描かれているシリーズ。
・ガダルキヴィール:アンダルシア地方の住宅のバルコニーにインスピレーションを得てできたデザインのシリーズ。
・オルキデ:蘭の花が描かれているシーズ。
・モザイクヴァンキャトル:パリのフォーブル・サントノーレ店のフロアのモザイクタイルをイメージして描かれたシリーズ。
・メゾンアンシャンテ:セピアブラウンの版画がクリーム色の陶器にしっくり調和したシリーズ。
フランソワ・ウタンが描く不思議な森の魔法の世界が図案。

食器にもエルメスモノづくりのこだわりの精神が息づきがみられます。
食文化フランスと職人文化のエルメスの誇りが結んだ食器は
どのデザインにも伝統のメゾンのスタイルが象徴されたアイテムになっています。

エルメスのテーブルウェア

エルメスのテーブルウェアに加えたいのがクリスタルメゾンの“サンルイ”と
銀器の最高峰“ピュイフォルカ”
いずれもエルメスグループであり、エルメスと同じく伝統の職人技が光る作品です。
その技術は伝承されていき、今なお世界中で愛され、暮らしに豊かさと華やかさを
与えて続けています。