メゾン エルメスの誇り高き職人たち
高級馬具工房から始まったエルメス(HERMES)を今日まで支えているのは伝統的な革を材料とした職人たちの丁寧な仕事にこだわってきたからです。
完成度の高いエルメスの革製品は完成するまでに何度も厳しい製品チェックを受け時間をかけたこだわった手仕事によるモノづくりが生み出すことで完成されています。
そうして、高級馬具工房から始まった歴史に誇りを持っていることの表れは、エルメスの四輪馬車のロゴを見ても感じ取ることができます。
馬具を制作してきた技術を最大限に応用し、時代の流れとともにバックなどの革製品に発展してきました。
この歴史に欠かせなかったのは、エルメスの職人の技。
こだわりを持ってこれまで守り続けてきた独自の鞄づくり、完成度の高い革製品を作る技法。
ひと針ひと針職人の手によって縫い上げられ、磨きをかけて作られていきました。
この技術と伝統が今なお守られているのは、歴史へ誇りがあるからこそ。
完成度の高いエルメスバッグに欠かせない職人技
エルメスは革の特徴を生かしたバックづくりをします。
エルメスバックには牛革、水牛革、ワニやトカゲの革やオーストリッチ(ダチョウ革)などが使われ、その革の持つ素材の特徴を生かしてバックを作ります。
柔らかさや模様、発色、光沢等が複雑に違いがあったり、形状や一つ一つのパーツを完璧に組み合わせて仕上げていくのも職人の技があってのこと。
厚みがある革にはロウを塗ったり、削ってやすりをかけて均一な厚さとなめらかでさわり心地のより仕上がりに。
一つ一つのパーツを少しのずれもなくピッタリと均一に縫い合わせられるのも熟練の職人だからなせる業。
一人の職人がさまざまな技法を使い1つのエルメスのバックを完成させるからこそ、完成度の高いバックが作られるのです。
エルメスのクオリティを守る、厳しい品質管理
完成したバックはさらに厳しい目で品質チェックが行われます。
それは、素材においても同じこと。
大変希少なクロコダイル素材ですが、エルメスバックに適したクオリティに合わなければ作られることはありません。
エルメスが求めるクオリティに適したクロコダイル素材が見つかるまで何年もかかることも。
そして、そうした手仕事やエルメス(HERMES)のバックに対する愛情や誇りは職人から職人へと技法とともに引き継がれており、常に現在進行形であること。
これこそが、エルメスの財産だと言えるでしょう。
エルメスの職人が自分たちの仕事に誇りを持ち、愛情を持って作ってきたからこそ、
エルメスのバックに多くの人が魅了されるのだと思います。