時計で最も目に付くダイアル。
ロレックスではさまざまなダイアルが使われており、一つ一つが独特の雰囲気を持っています。
ここではロレックスで使用されている文字盤を一挙にご紹介します。
文字盤(ダイアル)のさまざまな種類
ロレックスは世界屈指の時計ブランドであるため、文字盤(ダイアル)の種類も非常に豊富で、この点においても世界屈指と言えます。
現行では使用されていない文字盤も多数あり、どれも独特な雰囲気を持っているため、ロレックスの時計を購入する際に、文字盤によって決めるというのも面白いのではないでしょうか。
- シェル
- 別名「真珠母貝」と呼ばれているシェルは、他のダイアルに比べて光沢があるため、真上や横からなど見る角度によって輝き方が変わる特殊な構造となっています。ピンクシェルなど色つきのものもあります。
- サテン
- サテンは1つ1つの細かい線を狭い間隔でつける仕上げが施されたダイアルのこと。
ティファニーの時計に多く見られる文字盤ですが、ロレックスではヨットマスターによく採用されています。 - コンピューター
- 彫りコンピューターはロレックス独自の文字盤で、ロレックスのロゴがパターン化されて刻まれています。
デイトジャストなどに多く見られます。 - コンセントリック
- コンセントリックは文字盤の中央に溝を付し、渦巻状の模様が刻まれています。非常にシックな雰囲気が醸し出されているため人気が高い文字盤です。
主にデイトジャストに採用されています。 - グラデーション
- グラデーションはその名の通り、1つの色から他の色まで徐々に色合いを濃く(または薄く)変化していく文字盤のことを言い、主にデイトジャストに使用されています。
- メテオライト
- メテオライトは隕石素材などの自然鉱物で作られた文字盤のこと。
自然鉱物を使用することで天然な色合いを持っているため、飽きることなく落ち着きがあるのが特徴。 - タペストリー
- タペストリーはロレックスの現行品に多く採用されている文字盤で、表面上に縦の線(ストライプ)でデザインされています。
- ジュビリー
- ジュビリーは文字盤にいくつもの「ROLEX」の文字が刻まれているロレックス独自のダイアルで、個性豊かなデザインが特徴的です。
主に年代物のデイトジャストに採用されています。 - ハウンズトゥース
- ハウンズトゥースは、犬の歯を模したデザインが特徴。
日本ではその模様が鳥が飛ぶように見えることから「千鳥格子」と呼ばれており、主にデイトジャストに採用されている文字盤です。 - モザイク
- モザイクは細かい彫り込みが特徴的で、そのデザインによってザラっとした独特な印象を与える文字盤です。
シルバー、ゴールド、ブルーなど、様々なカラーモザイクがあります。 - ピラミッド
- ピラミッドは文字盤全体に小さなピラミッド型をした凹凸があるもののことを言います。
主にローマ数字と組み合わさって展開されており、ホワイトカラーが多く採用されています。 - エキゾチック
- エキゾチックはインダイアルに15,30,45,60といった15秒おきの文字が刻まれており、異国情緒溢れる車のような面持ちであることから、エキゾチックと呼ばれています。
これは、1960年代~70年代にかけて作られたデイトナにのみ採用されています。 - ギョウシェ
- ギョウシェは文字盤上に細かい格子状の彫り込みが施されている立体感のあるダイアル。
1800年代にブレゲ社が開発したダイアルであるため、ブレゲの時計に多く採用されていますが、ロレックスでは主にチェリーニや懐中時計などアンティークウォッチによく使われています。 - サンバースト
- サンバーストは文字盤の中央から外にかけて放射線状の光の線が装飾されており、グラデーションとはまた一味違った色合いを持ち上品な印象が特徴です。